向回路

Last Modified
20120816

2012/07/21(Sat) 東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ (カシマスタジアム)
TEAM AS ONE 4-0(前半1-0) Jリーグ選抜
<得点>
(TAO)梁勇基、アレッサンドロ デル ピエロ、赤嶺真吾、太田吉彰

 昨年の復興支援試合は、大阪長居スタジアムにて。遠藤の芸術的FKに始まり、カズのゴールで締めくくられた試合、震災から半月足らずの開催だったが、日本サッカー界がいち早く行動を起こしたという意味でも、大いに意義があることだった。
 そして今年は被災地カシマスタジアムでの開催。対戦カードは、ベガルタ仙台・鹿島アントラーズの被災地J1クラブに東北出身選手で構成されたTEAM AS ONEに、その他J1クラブせ構成されたJリーグ選抜の対戦。残念ながらJ2クラブは日程の関係上一切の参加ができず大いに残念だったが、スタジアム内のメッセージ写真、また帯ビジョンでのメッセージと言う形で参加。我らがサンガからも、中山、安藤、充孝、宮吉の写真が展示されていた。


 さて、ホーム側のTEAM AS ONEゴール裏に集結したのは、当然のことながら“ホーム”鹿島アントラーズサポーターが9割以上を占める。久々にカシマで柳沢を応援できる嬉しさやら、色々感じることは出来たが、もう少し“復興支援試合”への配慮があっても良かったかも。せめて鹿島以外の選手にもチャント送るなり、事前に仙台サポと合わせるとか、もっとやりようはあったはず。ちなみにアウェイ側は新潟サポを中心に、ある意味オールスター的な混合応援。これもこれで楽しかったかな。

 試合は、特別ゲストのデル・ピエロが話題を独占。先制ゴールにはならなかったが、開始早々の浮き球パスに柳沢が合わせたシーンは鳥肌モノだった(これを外すヤナギも“らしい”が…)。その中で、先制ゴールを上げた梁勇基など、デル・ピエロ意外のゴールはすべて仙台勢。ユアスタでの開催とはならなかったが、被災クラブとしての想いが込められたゴールだろう。
 そしてアディショナルタイムに登場したゴンこと中山。まだまだリハビリからの復帰には至らない状態での出場には当然賛否両論あるが、その中での自分の立ち位置は大いにわかっているのだろう。何とかボールを受けようと走り回り、周りも中山にボールを集める。そして迎えた決定機では、宇宙開発。まあそれも“らしい”だろう。


 しかしカシマは遠かった。帰りは臨時JR直通成田行にギリギリ乗車することが出来たが、それでも新宿についたのは日が変わる直前。さて、明日は西京極へ…



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