向回路

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20120821

2012/07/22(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第25節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半1-0) 愛媛FC
<得点>
(京都)中山博貴、秋本倫孝
(愛媛)石井健伍

 前節アウェイ熊本戦、中山博貴のゴールを守りきり、実に8試合ぶりの勝利。ようやく長いトンネルを抜けることが出来たのか。だがまだまだ試合は続く。今日、そして次の勝利こそ、本当にトンネルを抜けたといえるだろう。

 今日の試合は物販盛り沢山。まずは毎年恒例カードフェスタ。J2も2シーズン目となるが、毎年きちんとしたトレカを出してくれるのでありがたい。クラブによっていは、J1昇格以降も簡易版トレカのケースもあったりするので… 今年も2BOX購入。一時期2BOXでインサートカードがコンプ出来たこともあったが、ここ最近はなかなか揃わない。今年も4枚足りず。どうにかして手に入れるか。直筆サイン入りカードは、三根とまさかの野口裕司。しかしサインカードのラインナップに岡本・李両通訳がいるのはどういうことだ(笑)
 次に、ファンクラブ限定販売となる、天皇杯準優勝ポスター。1030mm×728mmの特大サイズ、これは東京の新居に飾るしか無い。もちろん準優勝で終わるつもりはない。あの決勝の悔しさを思い出し、さらに前に進んでいくためにも!まあ自分が映ってるってのもあるんですが。

 サンガスタメンは出場停止もなくほぼベストメンバー。前節から取り入れた、アンカー秋本システム。U-19代表から帰ってきた久保がベンチながらもメンバー復帰。そして原川も3試合ぶりのベンチ入りとなった。


 19:04 KICK OFF。サンガ2TOPは宮吉と中村充孝。前半から飛ばす宮吉、何回もディフェンスラインの裏に抜けようと動き続けるが、今日はパスの出し手と息が合わず。しかし膠着状態の中スコアを動かしたのはサンガ。25分、左サイド工藤を追い越した中村充孝がボールを受けてクロス。宮吉が合わせられなかったが、その後ろでフリーになった中山博貴が合わせてサンガ先制!
 雨が強くなってきた後半8分の愛媛CK、ニアサイドからヘディングシュート。ニアポストで守っていた宮吉の頭を直撃するがこれはクリア出来ずゴールイン、後半早い時間帯に同点となる。その宮吉、後半も裏を狙い続けるがオフサイド。どうも今日はタイミングが合わない。60分、宮吉に代えて久保を投入。さらに78分にはチョンウヨンに代えてJデビュー原川を投入、勝ち越し点を狙う。だがスコアは動かず、逆に40分に中盤でボールを奪われてのカウンターはゴール僅か右に逸れる。直後にもGKからのロングボールからシュートに持ち込まれるが水谷セーブ。そしてアディショナルタイム3分も過ぎ、もうラストプレイかという場面。久保が獲得したFKの位置に立つのは福村と原川。福村が蹴ったボールをゴール前秋本が叩きつけて決勝点!そしてタイムアップの笛。引き分けかという重苦しいムードの中、執念で勝ち取った勝ち点3で再び連勝の道をスタートさせた!


 雨が降り続く中歓喜の西京極。ヒーローインタビューの秋本に、ゴール裏でのマイクパフォーマンスはデビュー戦の原川。久保は例外として、三根に続く2人目の昇格組のJデビュー。ポジション的にウヨンと被る部分はあり、なかなか出場機会に恵まれていなかったが、ここに来て初出場、試合でもウヨンと遜色のないプレイを見せてくれた。
 この試合の2日後、ウヨンの韓国五輪代表追加招集が発表された。前回北京五輪での水本に続くサンガからの代表選出。追加招集という立ち位置からも、ベンチを温める時間が多くなるのは間違いない。だが出場した時にはサンガ代表として、ロンドンの地で頑張って欲しい。そしてその間にポジションを奪うくらいの意気込みで臨んで欲しいのは、そう原川だ。



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