向回路

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20120907

2012/08/26(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第31節 (熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
ザスパ草津 1-0(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(草津)櫻田和樹

 6連勝で迎えたホーム松本山雅FC戦。“サンガ対策”への対策が出来ず、セットプレイから失点して負けるという、悪い時のサンガがまた戻ってしまった敗戦で連勝ストップ。幸い順位は2位のままだが、また上位陣の勝ち点差が詰まってきた。悪い流れは1試合で断ち切らないと。

 今日の試合は、ザスパ草津第2のホームスタジアム、熊谷。同じ埼玉県の大宮アルディージャも第2ホームとして使用するが、群馬県にホームを置くの草津が県を跨いで試合を開催している。まあ熊谷は県境も近く、群馬からのアクセスも電車一本。便利といえば便利か。
 JR高崎線で上野から約1時間で熊谷到着。意外と早い。駅からはシャトルバスでスタジアムに向かう。バスに揺られること10分強。スタジアム広場に到着。…って何もない!だだっぴろい敷地に陸上競技場にドームが立地しているが、施設前の土地の使い方が実に贅沢。都心から離れた施設だからこそ出来る設計だろう。時間は17:30。夕日が眩しい。
 バスプールからスタジアムをぐるっと回ってアウェイゲートへ。今の敷島がどうなっているかは分からないが、各入場口は温泉の“のれん”が再現。アウェイゴール裏は四万(しま)温泉ののれんが風になびく。

 昨シーズンまでサンガに在籍していたFW金成勇。戦力外通告を受けて今期から草津でプレイする。一時期控えに回ったこともあったが、今日はスタメン出場。大木サッカーを知り尽くすソンヨン、“恩返しゴール”はされたくないものだが。この試合を含め、8月の3試合を“マッチデーユニフォーム”で戦うという草津。今日は“横縞”ユニだ。サンガはロンドン五輪からの復帰早々の累積警告で出場停止のウヨンに代わり、倉貫が入る布陣。サンガユニは、紺/黄/紺の草津ユニと被るため、ユニ上下はホームユニながら、ソックスのみアウェイのゴールド。うーん、どうも落ち着かない。


 18:04 KICK OFF。サンガは支配率こそ高いものの、守備意識の高い草津のブロックを崩すことが出来ない。前半から完全に引く草津を攻めあぐね、前半のシュートも僅か2本。草津にも決定機を与えてはいないものの、明らかに今日のサンガ攻撃陣に迫力がない。
 後半もその流れを変えることが出来ず、87分という一番失点してはいけない時間の失点に屈してしまう。久保、久々出場の原といった面々も迫力不足。0-1の完封負け、同一カード2連敗という散々な結果に終わった。


 攻めれていないわけではない。後半だけでCKは9本もあった。しかしそのCKから全く得点の匂いがしないのはどういうことだろうか。ニアに蹴って誰もいないファーにクリアされる、その繰り返し。もっと工夫しないと点は取れないよ…



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