向回路

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20120906

2012/09/02(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第32節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 1-2(前半0-1) 湘南ベルマーレ
<得点>
(京都)工藤浩平
(湘南)キリノ、大槻周平

 東京在住サポにとって、ホーム西京極に通い続けるのはそう簡単ではない。自分も8月末の横浜FC戦、松本戦のA試合を欠席してしまった。3試合ぶりのホーム参戦は、偶然にも?翌日に大阪出張をぶつけることが出来たため、交通費宿泊費は会社持ち。試合終了後新幹線にダッシュしないで済むこともありがたい。

 そんな苦労をしてでも西京極へ馳せ参じるサポーター。だが今日の試合はどういうことだろうか!


 19:04 KICK OFF。開始から15分の間に3回ほど、1点モノの決定機が続いたが、得点を奪えない。いい流れの時に得点できず、カウンターやセットプレイで失点するという悪癖、今日も33分に中盤でボールを奪われてカウンター。水谷との1vs1は水谷の勝利も、そのこぼれ球を押し込まれて湘南先制。15分までのサンガとそれ以降のサンガ、全く別のチームになってしまった。明らかに湘南に手を打たれている。
 後半に入って2分後、中村充孝のキープに工藤が飛び込んでサンガ同点。さらに直後工藤がGKと1vs1を迎えるが、これはゴール上に飛んでいく。そして56分にはCKから京都出身の湘南大槻に決められて1-2、再び湘南にリードを許す。サンガも第2子が生まれたばかりの原、久々メンバー復帰のサヌを投入し、同点・勝ち越しゴールを奪いに行くがシュートまで至らず。結局1-2で湘南に競り負けて3連敗。順位も6位まで落とした…


 開始15分の怒涛の攻撃で先制点が奪えていれば、同点ゴール後の工藤の1vs1が決まっていれば。たら、ればだが、それ以上に腹がたったのが、アディショナルタイムの攻撃。90分を回ってあと何プレイあるか、そういう状態でも相変わらずボール回し回しの鳥かごサッカー、シュートも打たず。“継続”が勝利への近道なのだろうが、シーズンも残り10数試合、大混戦の上位陣で勝ち点1が順位を大きく左右する状況のアディショナルタイム、しかも昇格を争いう湘南相手にこのプレイはどうだろうか。放り込み、パワープレイが絶対、と言う気はないが、少なくともシュートを打たないと絶対に得点は奪えない。もちろん選手にはそんな気は無いはずだが、「勝つ気無いんか」とでも言いたくなる。
 よく「“サンガ対策”への対策は」「我々がそれを上回ればいいだけのこと」というやり取りはよく聞く。しかし上回れていないからこそのこの状態、この3連敗であることを十分に認識して欲しい。拘りのサッカーは、来年J1に上がってからの序盤戦で思う存分やってくれて構わない。それまでは…どんな形でもいい。勝つサッカーをしてくれ!

 今日は久々、本気でブーイングをしてしまった。




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