向回路

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20130406

2013/03/31(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第6節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 1-2(前半0-1) 徳島ヴォルティス
<得点>
(京都)原一樹
(徳島)柴崎晃誠、津田知宏

 先週は富山で富山地方鉄道・京阪旧3000系特急車に乗ってきたが、今日はその旧3000系が京阪で完全引退する日。すでに定期運転は終了しているが、臨時快速特急として中之島から出町柳までのラストラン。前日、ムーンライトながらで東京を発ち、大阪に到着したのは9時前。発車は11時と時間もあるが、混雑も考えられるので、中之島駅に向かうことに。
 この旧3000系引退を記念して、京阪・富山地鉄・大井川鐵道の3社が共同でシール・スタンプラリーを展開。実はヴェルディ戦の前に大井川鐵道に立ち寄っており、先週の富山と合わせて2社のスタンプラリーは制覇。残るは今日の京阪。淀屋橋・天満橋・京橋・祇園四条・三条・出町柳でシールを集めると、旧3000系6両編成が完成するというもの。シールラリーは今日で終了、ギリギリセーフ。
 11時に中之島を出発、京橋からは七条までノンストップと、往年の京阪特急を感じさせる走りっぷり。乗った車両はテレビカー。最後の放送は選抜高校野球。社内も残別ムードだったが、沿線で撮影する人のほとんどが、こちらに向かって手を振っていたのが印象的。本当に愛された車両だった。
 出町柳到着後、余韻に浸る間もなく回送となる。淀車庫から寝屋川車庫までの回送ツアーが出発するまで、淀駅でしばしの撮影会。正面鳩のマークが無い旧3000系は、何とも不思議な感覚だった。


 さて、桜満開までもう少しの西京極は、わかさスタジアムで女子プロ野球、ハンナリーズアリーナでBjリーグと、プロスポーツ祭り。フレンズスクエアに連続してわかさスタジアム側でも女子プロ野球のブース・屋台が多く出されており、B級グルメフェアなんてのもやっている。同じ西京極、やれば出来るんだからサンガももう少し…とはいえ、今日限定で出店していた、「亀屋良長 焼きあづき」は美味しかった。
 対戦相手の徳島ヴォルティス。美濃部監督時代ほど、旧サンガメンバーは多くはないが、松井、大久保、斉藤と懐かしい面々。特にセンターバックを務める斉藤大介、ピム時代の経験がここで役に立ってるとは。  先週富山で今期初黒星を喫したサンガ。怪我から復帰した中山の動きが全盛期まで戻りきっておらず、中盤のブレーキになっていたのが気になったが、今日もスタメンに名を連ね、それ以外のメンバーも富山戦と同じ。1週間でどこまで修正ができたのか?

 と思いたかったのだが、2試合連続で今期ワースト試合を見せられてしまった。先週はまだ中盤での激しい攻防(富山に押されていたが)を見ることが出来たが、今日はミスパスのオンパレード。シュートも1試合を通じて5本といい所無し。中盤の密集パスで相手のプレスにあってボールを失いカウンターからあっさり失点。今日の1失点目がまさにこの形。去年、一昨年と何度となく見たこのシーンに、前半終了時点でスタンドからブーイングが飛ぶ。
 後半開始早々にも失点を許す。良い時のサンガは、次から次に選手が湧いてきて、どんどんボールが前に進んでいくのだが、今日はその片鱗も見せることが出来ない。ようやくアディショナルタイムにPKで1点を返し、相手が退場となった残り時間も攻め込むが、時既に遅し。1-2の連敗は、スコア以上に完敗だった。


 大木監督であることに不満はなく、むしろ下手に監督を変えて失敗してきたのは歴史が証明している。それにしても、そろそろ頭を柔らかくしてもらわないと、本当に腹が立つ。去年と同じ負け方をしていると、前には進めない… スタンドの大ブーイングに何を思う?バックスタンドは試合終了を待たずして帰り出している人がいた…



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