向回路

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20140810

2014/07/27(Sun) 明治安田生命J3リーグ 第19節 (町田市立陸上競技場)
FC町田ゼルビア 1-1(前半0-0) Jリーグ・アンダー22選抜
<得点>
(町田)鈴木孝司
(J-22)三根和起

 2週連続となる関東でのJリーグ・アンダー22選抜の試合。相模原→町田という流れも、1巡目と同じ対戦順となる。前回は中2日だったため、2試合まとめての選手招集だったが、さすがに今回は1週開くため、個別招集。サンガからは10回目の招集となった高橋祐治と、長野へのレンタル移籍が終了し、J-22にも追加登録がされたばかりのFW三根和起が初招集。三根は長野で既に1試合J3の出場経験があるため、J-22初招集ながらもJ3の出場は2試合目。
 今日の試合、FC町田ゼルビアのトップチーム創立25周年の記念マッチということで、25種類の無料招待を実施している。25歳、誕生日が25日といったオーソドックスなものから、千円札の券番や運転免許証の下2桁が25、25人グループなどなど。せっかくなのでご招待に甘えようかと思ったが、引き換え可能なチケットはホーム自由席のみ。残念だがここはアウェイサポーターとして、きちんとチケットを買わないといけないか。

 今日の東京地方は、朝から夏の太陽が本気を出す、なかなかのコンディション。しかし昼過ぎから天気は急変、南下する雷雲が町田にも襲来、試合開始前2〜3時間前には土砂降りになってしまった。前述した通りの25周年記念マッチだが、このような試合で無料招待は諸刃の剣。悪天候だと招待客は急に来なくなるのが通例で、残念ながら入場者数は2,593人止まりだった。
 アウェイゴール裏に集まったJ-22サポーター、サンガの他には、清水、広島、群馬、札幌、柏、名古屋サポなどなど。また、今日はJ2で招集常連となったサンガ、札幌の他にも、群馬、富山から招集されている。同じ関東ということもあり、群馬サポの姿も多かった。
 3ヶ月前、相模原での試合は、夜に平塚でのJ2の試合を控えているサンガサポが多数駆けつけ、声出し応援を実施したが、その時にご一緒した清水サポさんと再開。せっかくなのでやっちゃおう!と今日も声出し応援。他サポさんにも乗っかっていただき、スネアも無い中、手と声だけで完全アウェイに立ち向かう!


 17:00 KICK OFF。開始早々チャンスを掴んだのはJ-22。群馬の横山のスルーパスに清水の柏瀬が狙うが、GKに足一本で止められてしまう。町田もCKから決定機を向けるが、柏のGK中村が横っ飛びでセーブ。前半は0-0で終える。
 後半のJ-22、札幌の中原がミドルシュートを狙うが、これもGKに弾かれる。さらに中原、大津とチャンスを迎えるが、得点は奪えず。そんな中徐々に町田に押し込まれる我慢の展開が続くが、84分に中央を崩されて鈴木孝司のゴールで町田先制。残り時間僅か、意気消沈しがちな展開だが、諦めなかったJ-22。88分、FC東京の平岡が自陣から右サイドを駆け上がる。クロスに大津が合わせ、最後はゴール前に詰めていた三根が押し込んで同点ゴール!劇的弾で静まり返る町田市立陸上競技場。完全アウェイの中、貴重な勝ち点1を積み上げることができた。


 試合後、ゴール裏にやってくるJ-22の選手たち、それを迎えるJ各クラブのサポーター。勝つことはできなかったが、とても応援しがいのある試合だった。
 自分自身、j-22の応援をきっかけに、他サポさんとの交流が持てるのはほんとうにありがたい。個人的に2006オールスターのJ-WESTゴール裏で、各クラブから数曲づつ持ち寄った中で、清水のチャント(グリコとか)が凄く新鮮で楽しかったのがある。新たな発見は普段の応援にも活かすこともできる。もちろんJ-22は真剣勝負の公式戦やけど、ゴール裏はオールスター的な楽しい応援でもいいんじゃないだろうか。もちろん忘れてはいけないのは、自クラブの選手が活躍するに越したことはないけど、同じ土俵で戦う選手に差別はしたくない。考え方は人それぞれやけど、自分はこんなスタンスで、これからもJ-22の試合を見に行きたい。
 最後は集まったサポーター8人で記念撮影。またどこかのスタジアムで会おう!


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