向回路

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20141005

2014/09/07(Sun) 明治安田生命J3リーグ 第24節 (町田市立陸上競技場)
FC町田ゼルビア 3-0(前半2-0) Jリーグ・アンダー22選抜
<得点>
(町田) 鈴木崇文、深津康太、木島徹也

 J-22はこの試合を最後に、第17回アジア競技大会に臨むため、J3は一時中断期間となる(もちろんJ3リーグ自体が中断になるわけではなく、その間に行われる第25・26節は別日開催となる)。サンガからはGK杉本大地と、愛媛FCにレンタル移籍中のMF原川力が選出された。今節、杉本はオ・スンフンのコンディション不良により西京極デビュー。町田で行われるJ3には、ジュビロ磐田のGK牲川歩見と、サンフレッチェ広島の吉野恭平の2名が招集。壮行試合と言うには少しさみしいメンバーだが、各クラブもA代表に選手が招集される中のナビスコカップや天皇杯がある週末。J-22の選手繰りも厳しかったことが想像できる。


 さて今日の試合、町田ゼルビアから「“他サポ様歓迎”企画」が発表。今日試合のないJ1、J2、JFLの各サポーターを、500円の割引価格で招待しよう、という企画。他サポの証明は、各クラブのファンクラブ会員証やレプリカユニフォーム等。前回の町田戦は25周年無料招待企画があったものの、招待席がホーム自由席限りだったが、今回はアウェイ自由席も対象。ありがたく企画に乗っかることにした。チケットを購入すると「ゼルビアにメッセージをお願いします!写真も撮ります!」と捕まってしまった。うーん、まだサンガユニ着てないんだけどなあ…『お互い上のステージに上がりましょう!』こんな感じでいいでしょうか?(結果的に写真は採用されなかったようで)
 屋台村横では、ゼルビアサポーターが他サポ様等に向けた応援練習の最中。他ユニを着ていても、今日はゼルビアを一緒に応援して欲しい!とのこと。松本、名古屋、鳥栖など、他サポの姿もちらほら。あ、後援会ブースに女子マネがいるじゃないか…

 アウェイゴール裏には、松本、名古屋、鳥栖、徳島、横浜FC、北九州、水戸、清水、富山、磐田、そして京都ユニ。J-22ゴール裏はいつもに増してカラフル。特に松本は、昨日が平塚でアウェイ湘南戦、そして今日は馬入で湘南の11時からTM、17時から町田でJ-22(2名招集)。 なかなか忙しい。というか絶好のハシゴ。松本サポが一番多かっただろうか。“J-22サポーター連合”は、今日は太鼓無し。手拍子と声で力を送ろう!


 17:00 KICK OFF。町田はここ3試合で1分2敗。前節はJ2昇格を争うAC長野に0-2で敗戦。2位の金沢とは勝ち点1差、3位の長野に勝ち点2差と、首位陥落の危機。さらに前回対戦は終了間際に三根のゴールで追い付かれての引き分け。今日の勝利に懸ける思いは想像に易い。開始から町田の圧力に圧倒され、3分、36分と序盤で2失点。特に3分の失点で今日の試合が決まった感もあっただろうか。三根も90分フル出場となったが、攻撃での見せ場は後半に数回あったのみで、どちらかと言うと守備に回る時間が多かっただろうか。終了間際のPKも許し、0-3でチームとしても4連敗、7試合勝利から遠ざかってしまった。


 セカンドボールもほとんど町田に奪われるワンサイドゲーム。もう少し気迫を見せて欲しかったが、それ以上に連敗を止めたい町田の圧力が強かった。残念ながらアジア大会への壮行試合としてはあまり収穫のない試合だったのが残念。ゴール裏も意気消沈してしまっていたので、牲川・吉野の2選手にエールを送ることも忘れてしまった…
 後日、「“他サポ様歓迎”企画」の結果が発表。ホーム自由席に104名、アウェイ自由席に79名の利用があったようだ。もっとアウェイ側に来て欲しかったかなあ…


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