向回路

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20150430

2015/04/29(Wed) 明治安田生命J3リーグ 第9節 (ニッパツ三ツ沢球技場)
Y.S.C.C.横浜 0-0(前半0-0) Jリーグ・アンダー22選抜


 0-6の大敗となった町田戦を終えたJ-22。休む間もなく、中2日でYS横浜戦となる。5泊6日の合宿日程は、町田戦の翌日、翌々日が日産フィールド小机での練習が組まれ、最終日がYS横浜戦。昨年のGW連戦(町田戦、相模原戦)は、事前に2試合まとめてのメンバーが発表されていたが、今回4/25に発表されたのは町田戦に臨むメンバーのみ。「※招集メンバーは変更になる可能性がございます。」との但し書きがあったので、あわよくばサンガ選手との入れ替えも…と期待してみたが、小机での練習2日目の開始時刻となった4/28 10:00に発表されたメンバーは、町田戦と全く同じ16名。まあそうですよね… いやいや、せっかくの合宿、町田戦の反省を活かし、勝利を掴むプレイを!


 試合日となった4/29は祝日・昭和の日。この日はJ1・J2・J3全26試合の一斉開催日。19時から日産スタジアムで横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島の試合があり、十分ハシゴ可能なため、マリノスや広島サポの姿も多い。マリノスからはMF中島賢星が、広島からはDF高橋壮也が招集。サポーターの前で活躍ができるか。連合サポの面々も、キンチョウスタジアムや長良川など、自クラブの応援で遠征中。声出し応援は僅か3名の精鋭で臨むこととなった。(自分もキンチョウに行けるものなら行きたかったが…)
 試合前のY.S.C.C.恒例の横浜市歌。ふと横を見ると、J22プロの女子サポも歌ってる!?やっぱり横浜市民は普通に歌えるという噂は本当だったのか…


 13:00 KICK OFF。前半から左ウイング和田達也(松本)のドリブルがキレキレ。何度も突破を見せ、得点には至らないものの自分でもシュートを放つ。対するYS横浜も、38分にGK牲川の頭上を越すシュートを放つが、ゴールバー直撃で得点ならず。お互いの決定機はこれくらいで、膠着状況の前半という印象。もっとシュートを打って欲しい。
 後半に入り、前半のシュート欠乏症が嘘のようにJ-22が攻勢に出るが、柳下(松本)、白井(水戸)のシュートはことごとく打ち上げてしまう。63分に投入された岩本颯オリビエも何度と無くチャンスを向かえるが決めきれない。最大の決定機はアディショナルタイム。YS横浜のCKからJ-22のカウンターとなり、一度はYS横浜がカットするも、横に出したボールが倒れているYS横浜の選手(というか尻)に当たって金子(清水)の目の前へ。パスを受けた平岡(FC東京)がドリブルで独走、シュート!だがYS横浜GK高橋のファインセーブ。その跳ね返りを押しこむも、またも高橋。そしてタイムアップの笛と共にピッチに倒れこむ選手たち。最後まで走りきったが、結果は0-0の引き分けとなった。


 後半は勝てた試合だっただけに、0-0のドローは残念…合宿の最後を勝利で飾りたかった。 だが、今季初の無失点試合。町田戦と比べて、前に向かう姿勢ははるかに向上したと思う。あとはチャンスを決めきる力か。
 次の関東開催試合は、7月の相模原戦まで間が空く。何やら、J1の試合がない週末にはU-22代表メンバーをJ-22に招集する方向で決まっているようで、それもまたJ-22の一面でもある。しかし、多くの選手は自クラブでのメンバーから漏れた、所謂“三軍”の選手たち。この経験をどうクラブに持ち帰って還元できるか。そういう意味では、J-22なんかに出ている場合ではない!とも言えるのだが、そうは行かない事情もある。サンガサポとしては、J-22での活躍を期に、リーグ後半戦でブレイクする若手の登場を心待ちにしている。(そういう意味で、この町田・YS横浜2連戦はかーなーり、残念だったのだが… ベンチ入りすらしないんだったら派遣してよ!)
 さて、次の試合は誰が選出される?そして誰がヒーローになる?


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