向回路

Last Modified
20150602

2015/05/03(Sun) 明治安田生命J2リーグ 第11節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-0) ザスパクサツ群馬
<得点>
(群馬)オリベイラ

 ゴールデンウイークにして、ようやくの今期西京極初参戦。東京在住ということもあるが、ここまで西京極が遠かったのは初めてかも。まあ子連れ帰省にとっては、ゴールデンウイークはどこかで必ずホームゲームが開催されるので、非常にありがたい存在である。連休前日の5/1に会社の休みを取り、一足先に京都へ。もうすぐ1歳になる娘、親孝行にはもってこいだ。
 翌5/2の土曜日、これまた久方ぶりのサンガタウンへ娘を連れて出かける。新たにサンガに加わったGK土井の姿を見るのは初めて。怪我の清水を除き、韓国人練習生を含めた4人体制でのGKトレーニングが進む。フィールドプレイヤーの練習を見ると、どうも金南一の姿が見えない。代わりに明日の先発組と思わしき組に入っているのは田森。明日はメンバー変更もあるのだろうか。練習後のふれあいロードでサインを頂きがてら、J-22戦士に声をかける。昨年序盤のJ-22に選出されていたGK山田に「横浜の練習にも見学に行かせてもらった。J-22で頑張った選手がサンガで活躍してくれるのは嬉しい」と伝えると、「這い上がって来ました!」との力強い言葉。嬉しいねえ。声出しで応援してきた甲斐があるというもの。

 試合当日。西京極に向かう前にちょっと寄り道、梅小路蒸気機関車館へ。今年8月で京都鉄道博物館に生まれ変わるため閉館する梅小路。扇形車庫横には、鉄道博物館の大きな建物が見える。隙間からわずかに見えるのは、EF58-150だろうか。姿こそ見えないが、この3月で引退したトワイライトエクスプレスの車両も収納されているだろう。待ち遠しいオープンは来年春だ。
 西京極には、京阪京都交通で向かう。西京極の少し南、川勝寺停留所から徒歩。川分…川勝ち点1…は昨年の話。今日は「勝」と行きたいが、現在のサンガは3勝1分6敗の18位。前のホームゲーム、北九州戦では宮吉の復帰ゴールもあり2-0で勝利するも、アウェイセレッソ大阪戦では微妙な判定ながらもPKを含みフォルランにハットトリックを許して0-3の敗戦。今はJ1昇格…とか行ってる場合じゃない。一つづつ勝利を積み重ねて少しでも上の順位に行かないと。

 約半年ぶりの西京極、お腹も空いたので腹ごしらえ。せっかくなのでコンビニ弁当で済ませること無く、スタメシを堪能せねば!とフレンズスクエアを見渡しても…佐世保バーガーやカツカレーなど、まあいつもの出店。これでもフレンズスクエア以前と比べると格段の違いではあるが、どうしても飽きが来てしまう。そんな中、「サンガカレー部 選手プロデュースカレー」なるイベント出店。何やら有田選手プロデュース「ありっタケノコカレー」発売とのこと。せっかくなので…と並ぶが、出足が遅かったせいか既に売り切れ。コトノスイーツ「アランシア」のシューアイスは食べるにしても、試合前の腹ごしらえが…結局買ったのは定番のカツ丼。いや、これでもスタジアム中の冷めた唐揚げ500円とは天地の差なのだ。と自分に言い聞かせて。早く食べないと試合に響く…
 久々に会う観戦仲間とワイワイやっていると、もう選手アップ開始。今日はルーキー奥川が初ベンチ入り。序盤はJ-22にも招集されていた奥川。4月末のJ-22関東3連戦で奥川の活躍を見届け、サンガに送り込む(勝手な)予定だったが、まさか初観戦がサンガになるとは。少々予定が狂ったが、まあこれでも良し。サンガで活躍してくれるのが一番だ。来年からカラービジョンが導入される(らしい)西京極、伝統芸能“ドット絵”も今期で見納めになってしまうのだろうか。メンバー紹介で披露される見事なドット絵をカメラに収める。しかし年々レベルが上がってる。環境に嘆くだけではなく、今ある環境で精一杯の表現をする。サンガで誇れるものの一つだ。だが、ビジョンに映し出される「2015 MISSION J1昇格 観客動員21万人」、これには…


 14:04 KICK OFF。リーグワースト2位タイの17失点を喫しているサンガ。「年間失点を30点台に抑える」との当初の意気込みはどこへ行ったのか。だがそれ以上に先制点を取れないサンガ。大黒をベンチに控える前半、チャンスを掴んだのはサンガ。25分、伊藤のCKを田森が狙うが群馬GK富居弾く。直後の石櫃CKから有田が放ったシュートはクロスバー。前半のシュート数は京都7-群馬2。しかし決め切ることができずスコアレスで前半を終える。
 プロバスケbjリーグ京都ハンナリーズのチア、はんなりんによるパフォーマンスを挟んだ後半、群馬の攻撃はGK山田の好セーブや、バー直撃シュートに救われる。サンガ最大のチャンスは81分。途中出場佐々木のクロスを有田が折り返し、ダニエル ロビーニョのボレーシュート!だがこれもGK富居に弾かれてしまう。すると直後の84分、群馬オリベイラに個人技でDF人が振り切られて失点を許す。90分の最後のチャンス、石櫃FKにダニエル ロビーニョヘッドも、またもや富居に弾き出され、試合終了。チャンスはある、だが決めきれない中終盤に失点。応援している側にも堪える敗戦だった…


 前回西京極での勝ちゲームを見たのはいつだったか…少なくとも去年は1試合も勝ちゲームを見てないから2年前になる…こんなことを考えながら、引き上げてくる選手を迎える。前節キンチョウでは罵声大会だったが、今日のゴール裏は基本拍手で迎える。うーん、俺は拍手もブーイングもできんかった。次がある?次勝て?それはその通りだが、年に数試合しか見れない人にとっては、今日この試合で勝つかどうかが大事なのだが…
 次節は中2日でアウェイ岐阜戦。ゴールデンウイーク最終日なので、行こうと思えば東京に戻る途中下車として立ち寄ることもできたが、今回は回避。次の観戦はアウェイ水戸戦。次こそは…勝利が見たい!飢えている!


Copyright © 2004- k-ism All Rights Reserved.
inserted by FC2 system