向回路

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20161022

2016/10/16(Sun) 明治安田生命J2リーグ 第36節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-0(前半0-0) FC岐阜
<得点>
(京都)アンドレイ

 すっかり子連れ参戦が板についてきた?かもしれない、今期3回目の娘と西京極。今日は朝から良い天気。暑すぎもせず、絶好の観戦日和。
 西京極の前に向かったのは、京阪寝屋川車両基地。「ファミリーレールフェア2016」が開催されるのだ。数年前に1度訪れたことがあるレールフェア。あの頃は、次に来るのは娘と2人、なんて思ってもいなかっただろう。寝屋川駅から徒歩15分をベビーカーに揺られ、すでに娘のまぶたは落ちかかっている。流石にベビーカーで工場内を動くのは機動力に欠く。なんとか起きてもらい、交野線キキ&ララトレインの前でハイポーズ。工場内で車両を持ち上げるクレーンには、「電車が空飛んでる!」的な驚き顔をいただきました。自分的目的だった、来年度デビューの京阪特急「プレミアムカー」の試作モデル展示も無事撮影。3列シートの指定席特急車、京都大阪間特急でどれくらいのニーズがあるのか、楽しみだ。

 寝屋川車両基地を後にし、速攻寝落ちした娘と共に西京極へ向かう。淀川の左岸から右岸への移動は不便で、直線距離はさほどでもないが、祇園四条から河原町経由で向かうため、1時間近くかかってしまう。西京極に到着したのは14:40過ぎ。すでに選手ウォーミングアップは終了、フレンズスクエアのイベント類も閉店準備。前回ほどほどに楽しめた迷路コーナーも解体中。唯一呼び込みをしていたワコールスぺシャルデーフォトフレーム風顔出しパネルで記念撮影。前の用事があるとはいえ、次はもう少し早く来るようにしよう…

 5試合未勝利、無得点だったサンガ、前節のアウェイ千葉戦では、ボール奪取と前への推進力が復活、開始早々の堀米のゴールを皮切りに、3得点での快勝。重苦しい空気をようやく打ち払うことができた。前節からメンバーが多少入れ替わり、DFには高橋祐治、ダブルボランチは吉野とアンドレイ、2トップはエスクデロとイ ヨンジェ。ベンチには久々の沼が入る。そして何より驚いた、石櫃スタメン。速報メールにある「石櫃」の名前に2度3度と見返してしまった。左膝外側半月板損傷のため8/19に手術をした石櫃。そこから僅か2ヶ月でいきなりスタメンでの復活。規格外の超人っぷりには頭が下がる…

 15:04 KICK OFF。石櫃が復帰した右サイド、深くまで切り込んでのクロス、という場面が増えたのは喜ばしいが、いかんせん中央の枚数が少なくてフィニッシュに至ることが少なく、岐阜に守りを固められた「いつもの前半」といった印象。前の見どころが少ないので、視線をDFラインに移してみると、菅沼と岐阜2トップ、特にエヴァンドロとの攻防が熱い。
 後半早々、岐阜レオミネイロのオーバーヘッドシュートの足が高橋の頭を直撃。脳震盪で戦列を離れていた高橋、しばし倒れ込んでしまうが、無事立ち上がり一安心。途中交代で内田、沼が入り、89分にはキロス投入でパワープレーを続けるが、水戸の守りを崩すことができない。そんなアディショナルタイム、吉野のクイックリスタートからアンドレイのシュートが岐阜DFに当たってこぼれた所に詰めた石櫃、ペナルティアエリア内で倒されてPKを獲得。アウェイ横浜FC戦ではエスクデロ、キロスと外したPK、今日はアンドレイが落ち着いてゴール!その瞬間に試合終了の笛。紙一重だったが、劇的な勝ち点3を獲得することができた。


 守りを固めた岐阜相手に、前節の千葉戦のような戦い方はできなかったが、機転を利かせた吉野とスタメン復帰でフル出場の石櫃の踏ん張りで薄氷の勝利。いつもは試合前に降り出す西京極ウェザー、今日は試合終了とともに降り出した。これは流れが変わる予兆なのか??と都合の良い解釈。何にせよ、大事な勝ち点3、7位町田との勝ち点差は7。このままプレーオフ圏内を死守し、一つでも上の順位に…

 そんな試合だったが、娘と2人観戦で初めて勝てた試合… 娘、楽しそうに応援してくれたよ… 「しゃんが がばれー」って言えたよ… 父ちゃん嬉しいよ… また行こうな!

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