向回路

Last Modified
20170320

2017/02/26(Sun) 明治安田生命J2リーグ 第1節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 1-2(前半0-1) モンテディオ山形
<得点>
(京都)ケヴィン オリス
(山形)瀬沼優司、鈴木雄斗

 闘莉王の獲得に大黒復帰、少々前と後ろが重たい補強に加え、京都橘カルテットで若手の活躍にも期待をしたい2017年サンガ。初監督の布部新監督は、名将・ネルシーニョ監督の元で学んだ手腕を発揮できるか…
 開幕戦だが、試合前に少々用事があったためスタジアム到着は試合開始直前。来週の徳島戦はもう少しゆっくりとスタジアム入りしたいところ。ちょうど入場ゲートをくぐるあたりでお昼寝してくれた娘もいい具合に目を覚ましてくれたので一安心。新ユニを身にまとい、いざ2017シーズンへ!ちょっとバタバタなスタジアム入りだったので、まだ声の準備が…

 14:03 KICK OFF。今日の対戦相手、愛媛FC…じゃなかった、モンでティオ山形。愛媛から木山監督に加え4名の選手を獲得。元サンガのGK児玉もその一人。DFラインには昨年のサンガを支えた菅沼の名前も。対するサンガ、3バックのセンターに入った闘莉王、高さを活かして跳ね返す跳ね返すディフェンスにスタンドもざわめく。ただスピードにはどうしても難あり。35分、自陣でボールを奪われてのカウンター、左へ右へと大きなサイドチェンジから、フリーの瀬沼に頭で決められて愛媛…じゃなかった、山形先制。40分過ぎ、GK児玉の元へ主審が駆け寄って試合中断。闘莉王も駆け寄って話し込むが、逆サイドなのでサンガゴール裏からは様子が全くわからず。芝生がめくれた?浮いた?など情報が錯綜。どうやら芝生下の散水管が断裂したようで、5分ほど試合が中断。昨シーズン終了後、故郷ブラジルの牧場に戻っていた闘莉王、牧場主だけに芝生が気になった…訳ではないだろうが、浮いた芝生につきっきり。他の選手は戦術確認にベンチに向かっているが、行かなくて大丈夫なの?
 57分、またもやカウンターから左サイドを独走され、エリア内で闘莉王が引っ掛けてしまいPK献上。これを鈴木に決められて2点のビハインド。直後、ハ ソンミンとイ ヨンジェに替えて仙頭と岩崎の2枚を投入。これが功を奏す。中盤に先頭が入ることでボールが繋がるようになり、善戦では岩崎が持ち前のスピードを活かしてかき回す。特にゴールラインギリギリまで走ってボールをキープする岩崎のプレーにはスタンドが俄然盛り上がる。そして90分、湯澤からボールを受けた岩崎がふわりとしたクロス、GK児玉が出てきたところに飛び込んだのはケヴィン オリス!途中交替の2人の活躍で1点を返すが、試合終了の笛…

 黒星スタートとなってしまったが、仙頭、岩崎が入ってからの攻撃、そしてケヴィン オリスの高さを活かしたポストプレイ。闘莉王だけじゃない、大黒だけじゃない。まだ後半のサンガには一筋の光が見える。



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