向回路

Last Modified
20070617

2007/06/16(Sat) J2第22節 (テクノポート福井スタジアム)
京都サンガF.C. 5-1(前半3-0) ベガルタ仙台
(京都)パウリーニョ×3、田原豊、倉貫一毅
(仙台)田ノ上信也

 地方巡業2戦目は、福井県三国市、テクノポート福井スタジアムにて。テクノポート福井は、福井県最大の工業団地として、越前海岸に建設されたもの。付近には名勝東尋坊も位置する。スタジアムもこの工業団地の一角にある。球技専用スタジアムとして、日韓W杯時にはメキシコチームがキャンプを行ったことでも有名。サンガもドイツW杯中断時のキャンプで使用した。しかし如何せん交通の便が最悪といっても良いほど絶望的で、公共交通機関でのアクセスは全く考えられていない。せめてイベント開催時にはシャトルバスくらい出してもいいものだが…

 対するベガルタ仙台、前回対戦ではパウリーニョの得点を守りきってサンガが勝利。前節ではサガン相手に不甲斐ない戦いだったが、再び上位対決となる今節、どのような試合の入り方になるのか。出場停止の角田に変わり、ベテラン秋田が入った以外は変わらぬメンバーで臨む。噂では福井県人のパウリーニョの爆発あるか。


 13:04KICK OFF。今日は攻撃が冴え渡るサンガ、21分徳重から前線のパウリーニョに渡りGKを交わしてゴール! 早い時間で先生出来たサンガ、続く35分には左サイド三上のクロスを中央で田原がヘッド!久々田原の復活ゴールで2点目。終了間際ロスタイムも終わるころには倉貫のミドルシュートが見事に決まって、まさかの3点リードで前半を折り返す。
 後半は一転、ベガルタの猛攻。しかし萬台のシュートは枠を捉えられず。逆にサンガ、10分に徳重のシュートのこぼれ球をパウリーニョが押し込んで4点目(副審のオフサイド判定を主審が取り消し、GJ!)、21分にも渡邉大剛のクロスを頭で押し込んでハットトリック達成! ラストは猛攻に耐え切れずに失点してしまうが、決定力に欠いたベガルタにも助けられ、5-1の大勝となった!


 暑さにやられた?のか後半の守備は少し残念な結果だったが、攻撃面ではロングボール一辺倒だったこれまでの戦いから随分と成長の跡を感じさせる。
 次節、西京極に戻っての水戸ホーリーホック戦。ここで負ければ今日の大勝も水の泡に。この結果に気を緩めることなく、さあ次のステップへ。

 どうやら8月には“アウェイ”福井があるようで


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