向回路

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20080628

2008/06/25(Wed) J.LEAGUE DIVISION1 第11節 (万博記念競技場)
ガンバ大阪 1-0(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(G大阪)遠藤保仁
 2週間半ぶりのリーグ再開は、ACL開催の影響で延期されたアウェイガンバ大阪戦から。  思い起こせば、ここ直近の万博での試合は2006年、2003年といずれも雨の万博。もうこんな悪夢は見たくない…
 奇しくもこの試合は、例の埼スタ水風船事件から初のガンバホームゲーム。社長の謝罪に当該サポ団体の解散、とひとまず決着はついたこの事件。しかし、このような事件が起こるたびにスタジアムの警備が厳重になり、アウェイサポが隔離されてスタジアム周回が出来なくなるのは非常に残念。
 中断期間に積極的な補強を行ったサンガ。まずは清水からフェルナンジーニョをレンタルで。背番号も10番と、あくまでパウリーニョの代役という位置づけだが、キープ力もあり、中央にドリブルで持ち込めるタイプはこれまであまりサンガに無かったタイプ。今日はベンチからのスタート。そしてまさかの水本はガンバから。北京五輪に向けて出場機会を得るため--ということらしいが、キャンプも終えてからの合流、果たしてサンガでフィットできるのだろうか。残念ながら登録が間に合わず、次節からの登場になる見込み。


 19:00 KICK OFF。開始から圧倒的なガンバペース。中盤の遠藤を基点にサンドバック状態になってしまうが、そこはシジクレイ。最終ライン一歩前で危険なボールを摘み取る。それ以上にシュートが枠に飛ばないガンバの決定力不足にも助けられ、前半は0-0で折り返す。
 試合が動いたのは後半9分。中央のこぼれ球からフリーの遠藤に走り込まれ、ガンバに先制を許す。しかしフェルナンジーニョ、アタリバを投入してからはサンガも前線でボールを持つことが出来るようになる。特にフェルナンジーニョのキープ力から多くのチャンスを作り出し、85分には増嶋の決定的シュートもあったが、GKのファインセーブで得点ならず。0-1で再開初戦を落としてしまった。


 一時はサンガペースになることもあったが、終始ガンバにやられ放題だった今日の試合。特にサイドの守備が半崩壊。久々スタメンの角田にももう少し踏ん張って欲しかったが…
 次節では新加入水本の登場が予想される。守備にテコ入れは出来るのか。そしてそれ以上に点を取ることができるのか… 降格圏はすぐそこまで来ている。


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