向回路

Last Modified
20061105

2006/11/04(Sat) 第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦 (東平尾公園博多の森球技場)
アビスパ福岡 0-0 (PK4-3) 京都パープルサンガ
<得点>
(福)ホベルト
(京)パウリーニョ



京都1本目:林丈統○
<PK戦>

福岡1本目:ホベルト×


京都2本目:中山博貴×

福岡2本目:古賀誠史○

京都3本目:渡邉大剛○

福岡3本目:中村北斗○

京都4本目:加藤大志×

福岡4本目:城後寿○

京都5本目:角田誠○

福岡5本目:田中佑昌○

 リーグ戦も佳境に入る中、なかなかモチベーションの持って行き方が難しい、天皇杯。今日から4回戦J1チームの登場。通常シードされたJ1チームは、勝ち上がってきたJ2やJFLなど下のカテゴリーのチームと当たるが、J1前半戦終了時でのボトム4はそれぞれの直接対決。ここ博多の森では、16位福岡vs17位京都。
 とはいえ、我らがサンガは、第82回大会のチャンピオン。Jリーグ発足後関西2度目となる天皇杯制覇を目指して戦って行こう!…としたいが、なかなか現状はそうはいかず(特に勝ち上がってもそこにいるのは浦和というのが)。とにかく、今期福岡にはリーグ戦2勝、サテライト1勝1分と一度も負けていない。今日の試合に勝つことで、苦戦しているリーグ戦再開からの浮上のきっかけにしたいという気持ちは皆同じ。

 博多の森には今期2回目。県サッカー協会主管のため、BGMなど試合以外の演出はほぼゼロに抑えられているが、バックスタンド裏の屋台村を覗いてみると、Jリーグ開催時とほぼ同じ規模で出店されていることに驚き。これが西京極だと、ただでさえ味気ない屋台がさらに…



 閑古鳥1,606人が鳴くスタンドの下、13:00KICK OFF。福岡は多少メンバーをいじったせいか、前半は連携が悪くサンガが攻めるが、相も変わらず縦パス頼り。次第に福岡にボールを繋がれるようになり、防戦一方。さらに悪いことに70分登尾が2枚目イエローで退場処分。これで試合の流れは決まったようなもの。しかし、80分、後半終了間際と立て続けに訪れたピンチも、シュートがGK西村の正面をつくなどラッキーもあって、2002/11/23ガンバ戦以来久々の延長戦に持ち込む。

 延長戦も福岡ペースは変わらず、失点も時間の問題化と思われたが、延長前半8分、カウンターで抜け出した大久保が福岡DFに倒されたPKをゲット!これをパウリーニョがきっちりと決めてサンガ先制! 延長戦に強い(過去の話だが)サンガ、これを守りきれればよかったが、延長後半福岡ホベルトにミドルシュートを叩き込まれて同点。試合はついに120分を戦いきりPK戦に。

 PK戦ともなると、1999/12/19天皇杯清水戦以来(カズが外すなど2-4で敗戦)。7年ぶりのPK戦を勝利で飾れるか… 福岡サイドのゴールを使用してPK戦開始!
 京都1本目:林丈統○
 福岡1本目:ホベルト×(枠外)
 京都2本目:中山博貴×(GKに止められるも、GKが先に動いたかなんかで蹴り直し。2回目は枠外…)
 福岡2本目:古賀誠史○
 京都3本目:渡邉大剛○
 福岡3本目:中村北斗○
 京都4本目:加藤大志×(枠外…)
 福岡4本目:城後寿○
 京都5本目:角田誠○
 福岡5本目:田中佑昌○


 終わってみれば、1人少ない中よく120分持ちこたえたな、といった感じだが、それでもこの結果はどうだろう。リーグ戦終盤に向けてはずみを付けるつもりが、よけい凹んでしまった… もちろん選手は必死に勝ちたい気持ちを見せてくれたのですが、せめてPKくらい枠内に蹴って欲しかった…
 まあ今年の天皇杯も終了。終わったものは仕方がない。来週土曜日、西京極での甲府戦。ここで勝てば戦況も大きく変わってくる。残り5試合、必勝を期して…



 <今回の遠征ルート>
 往復オリオンツアーバス
 雨紫のじしゃくさんと同便でした。

 P.S.
  帰りの地下鉄で声をかけていただいた福岡サポの方、ありがとうございます。残り5試合、お互い全力で頑張りましょう!
  (といっても思いっきりライバルですが…)


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